ネクスト〇〇。偉大な選手が去るたびにどのスポーツでもどの時代でも言われてきました。

そう言われる選手はBEST選手でも物足りなく、業界以外や人々の人生にまで影響を与えるほどの存在になった選手にのみ言われてきたのですが、

コービー・ブライアントにもネクストコービーは誰か?という話題が引退から尽きませんでした。

今回はネクストコービーになるうる可能性のある選手をご紹介します。

ネクストマイケル・ジョーダンになったコービー・ブライアント

ネクストマイケル・ジョーダン候補になってきた選手達

1、グラント・ヒル

グラント・ヒルは1994年ドラフトで1巡目3位でNBA入りしました。ルーキー時から非凡な才能を発揮して、新人王、オールスターファン投票1位を獲得するなど実力、人気共に高いオールラウンダーでした。

ジョーダンの初めの引退後というタイミングもあり、ネクストジョーダンと言われました。

非常に能力が高く、バスケットIQも高い選手でしたが、若い頃から怪我に悩まされ、能力を発揮できずに4つのチームを渡り歩き、新人の頃に期待ほどは活躍が出来なかった印象でした。

しかし、ベテランになってからは堅いプレーでチームに貢献し、2013年までNBAに貢献しました。

※NBAオールスター7回
※オールNBAファーストチーム1回
※オールNBAセカンドチーム4回
※新人王受賞
※NBAスポーツマンシップ賞3回

FILAのバスケットシューズが有名です。

2、アンファニー・ハーダウェイ

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アンファニー・ハーダウェイは1993年ドラフト1巡目3位でゴールデンステート・ウォーリアーズが指名し、オーランド・マジックとのトレードでマジックに入団します。

当時マジックの中心選手だった、シャキール・オニールとタッグを組み、2年目にはNBAファイナルに進むも敗退。

以後マイケル・ジョーダンがシカゴブルズに阻まれ、またシャキール・オーニルの移籍もあり、なかなか勝利を積み重ねることが出来ないうちに、膝の怪我に悩まされるようになり、多くのチームを渡り歩き、成績も下降線を辿るようになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=kGL5IzS3byw

1996年にはジャパンゲームで来日し、日本でも盛り上がりましたが、入団当時の期待を伸ばすことができずにネクストジョーダンとは呼べないキャリアを過ごしました。

しかし、その甘いマスクから女性ファンが多く、「ペニー」という愛称で有名です。彼のシングルチャーモデルのAir Pennyは今でも人気のバスケットボールシューズです。

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現在は母校であるメンフィス大学のヘッドコーチとしてバスケットボールに貢献しています。

コービーとジョーダンのそっくりなプレー

コービーがリーグにやってきた最初の時に、マイケルジョーダンの相棒だったスコッティ・ピッペンがワークアウト中にマイケル・ジョーダンに話した逸話

「この少年(コービー・ブライアント)は君(マイケル・ジョーダン)のようにプレーしている。君のように話し、君のように歩き、まるで君が試合中にしているように下を出すんだ。彼は特別な存在になるだろうね」

そう。コービーのプレーはプロでない、私達がみても明らかに次のマイケルジョーダンになることを決めているように感じました。

実際に試合中でもジョーダン本人から教えを乞っている姿がとても印象的でした。

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好きな選手、偉大な選手の真似をすることはあると思いますが、あそこまで完璧にモデリングした選手は他に居ないかと思います。

ジョーダンとコービーのそっくりなプレーをご紹介します。

ネクストコービー・ブライアントになる可能性のある選手

マンバメンタリティとは。コービーが認めた選手

”マンバメンタリティ―”とはコービー・ブライアントが現役時代にバスケットボールに取り組む姿勢のことで、現在のNBA選手に多くの影響とリスペクトを与えています。

そんなマンバメンタリティについて、生前コービーは『生き方そのもの』だと語っています。

マンバメンタリティとは考え方でなく、生き方そのものだ。一日も欠かすことなく成長のために努力する生き方。やせ我慢したり虚勢を張ったりしながら生きるものではない。マンバメンタリティとは取り組んでいる物事が何であれ上達のために努力しようとするシンプルな姿勢だ

-Kobe Bryant-

マンバメンタリティとは答えを見つけ出すための終わりなき冒険。もっと上達したい、もっと知りたいという無限の好奇心だ。結果にこだわらず、とにかく進み戦うこと。人から何と言われようが、誰かに失望されるのではないかと気にせずにその瞬間に全力を注ぐこと。それが真のマンバメンタリティだ

-Kobe Bryant-

また、現役選手でマンバメンタリティを持つ選手として、カイリー・アービング、ヤニス・アデトクボの2名を挙げています。

またマンバメンタリティとは言っていませんが、コービーの引退スピーチでコービー自身の生き方考え方を伝えています。

他にネクストコービーとなりうる選手は

1、レブロンジェームズ

2020年現在、未だに現役最強ともいえるKingことレブロンジェームズ。

1月末には総得点でコービーを抜き、歴代3位に浮上しました。

この記録にはコービー自身のインスタグラムでレブロンへの祝福の投稿がありましたが、その投稿がコービー最後の投稿になってしまいました。

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得点だけでなく、スポーツ界、NBA界、様々な点で影響を与え続けるレブロンジェームズは間違いなくマンバメンタリティを持っており、ネクストコービーとしても相応しい人物だと思います。

レブロン自身もコービーに向けて、追悼するメッセージを自身のインスタグラムに上げましたが、

そこで

「あなたのレガシーを守り続けると約束する。あなたの遺産を背負って前に進み続ける」

と言ってます。

しかし、プレースタイルの違いなどもあり、

ネクストコービーという存在より別の大きな存在として語り続けられるのではないでしょうか。

ネクストレブロンは誰になるか。という話題も既に挙がっていますよね。

2、デビン・ブッカー

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Grazie ad un terzo quarto da record (48 punti segnati, massimo di franchigia dal 19 dicembre 1990), i Suns portano a casa una netta e importantissima vittoria contro i Dallas Mavericks. Sotto la guida di Booker (32 punti, 6 rimbalzi, 9 assist, 2 rubate, 1 persa e 12/20 al tiro) e Ayton (31+9 con 13/15 dal campo), Phoenix mantiene viva la corsa playoff, con l'ottava piazza distante solo 3 partite. Tra l'altro, grazie alla ventesima gara stagionale da 30+ punti, Book è diventato la guardia più giovane di sempre a raggiungere quota 7k punti in carriera (indovinate di chi era il record precedente) e il quarto in assoluto dietro a LeBron, KD e Melo. Insomma, il sole dell'Arizona pare destinato a splendere sempre più intensamente. #devinbooker #dbook #milestone #7k #mambamentality #deandreayton #phoenixsuns #valleyboyz

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デビン・ブッカーは2015年ドラフト1巡目13位でフェニックス・サンズより指名を受けました。

どことなく日本人っぽい顔の雰囲気に親近感もわきますが、2017年3月24日のボストン・セルティックス戦で史上最年少の1試合70得点を叩き出し、ネクストコービーとの呼び声も多くなりました。

まだ23歳と若い選手で、これからNBA界を背負っていく非常に楽しみな選手の一人です。

※デビン・ブッカー最年少70点ゲームハイライト

まとめ

ネクストコービーと呼ばれている、また呼ばれていく可能性のある選手を挙げていきましたが、

正直、コービーが現れた時に、「ネクストジョーダンとなりえる存在はコービー・ブライアントだ」と多くの人が確信をもてたほど、ネクストコービーはこの人だ!といえる選手は現在には居ません。

それほどまでに、コービーが出てきた時にインパクトが強かったのを覚えています。

しかし、コービーのマンバメンタリティ―は引き継がれます。

これからNBA入り選手の中に、次のコービーブライアントは彼だ!そう言える選手が必ず出てくると思います。