
2020年のNBAオールスターはシカゴブルズのホームセンター、ユナイテッド・センターで日本時間の2月15日(土)と2月16日(日)に行われます。
ユナイテッド・センター名物といえば、、、、
何といっても「マイケル・ジョーダンの像」です。
今年のNBAオールスターの放送でも何度も何度も画面に出てくると思います。
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【マイケル・ジョーダン】
バスケ好きならもちろん、そうでなくても名前くらいは聞いたことがあると思います。
今回はNBAに多大な影響を与え、現役を退いた現在でも影響を与え続けている彼についてご紹介します。
マイケル・ジョーダンの魅力、名言
様々な記録を塗り替える実績
マイケルジョーダンは198cm、99kgとNBA選手の中では決して大きな選手ではありませんでした。
当時は得点を多く取れるのは大型の選手が多い中で、
シーズン得点王10回、通算平均得点30点以上を取りました。
得点ばかりに目がいきますが、
オールディフェンス1stチームに9回選ばれ、
史上唯一の200スティール、100ブロックや最優秀守備選手を受賞するなどディフェンス面においても様々な記録を作っています。
長く高い跳躍力
「Air Jordan」これはマイケルジョーダンの第2の名称です。まるで空中を散歩するように高く長く跳ぶのでそう呼ばれるようになり、この名前はバスケットボールシューズにもなっています。
ブザービーター、大舞台に強い
ブザービーターという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
ブザービーターとは、タイム終了と共に得点を入れることです。ブザービーターとともに勝利を決める瞬間、会場は最高のボルテージになります!
マイケルジョーダンは非常に勝負強く、数多くのブザービーターを決めており、当時試合を見ていても選手も観客もまるで最後の決勝シュートは彼が決めることを望んでいるかのようでした。
そしてプレイオフに入るとレギュラーシーズンより成績が上がる選手で、大舞台になればなるほど強いのが特徴でした。
しかしマイケルジョーダンはこの様にいってます。
I’ve missed over 9,000 shots in my career. I’ve lost almost 300 games. 26 times I’ve been trusted to take the game-winning shot and missed. I’ve failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.
私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
ジョーダンはNBAでバスケットボールの神様と言われるまでになりましたが、高校時代にチームのレギュラーを外されるという挫折も味わい、その悔しさをバネにしたとも言っています。
バスケ界を変えたファッション&Air Jordan
マイケルジョーダンは成績だけでなく、ファッションも変えました。
一番有名なものはバスケットボールシューズです。
それまでバスケットボールシューズは実際にプレーしている人が中心に履くだけものであったのですが、ジョーダンのオリジナルブランド「Air Jordan」シリーズを作り、これが世界中で爆発的に流行しました。
このAir Jordanを履けばマイケルジョーダンの様に飛ぶようにプレーできるというバスケットボールプレイヤーのみならず、格好いい!!ということからファッションとして履く若者が世界で広まり、このAir Jordanシリーズは現在も大人気シリーズになっています。
また、マイケル・ジョーダンはバスケットボール選手のファッションも変えました。
今では当たり前のようになっているバスケットボールパンツの膝下までの長さ。
当時は膝上丈の長さのものでしたが、ジョーダンは膝下までの長さのパンツをはきました。これは当時のNBA規則から違反だったために罰金が科せられたそうですが、罰金を払いつつ履き続けたそうです。
マイケルジョーダンのスーパープレー
マイケル・ジョーダン Best Play Top50
マイケルジョーダンの現在
現在、シャーロット・ホーネッツのオーナーとして就任しています。
シャーロットはノースカロライナ州。
ジョーダンは生まれはニューヨークのブルックリンではありますが、幼児の時にノースカロライナ州のウィルミントンに引っ越しています。
その後、大学までノースカロライナ州で過ごしたジョーダンは愛する地元チームを強くしたいという想いを強く持っているのかもしれません。
また現役時代よりふっくらした印象があります。
引退時に「引退後に気にせず好きなものを食べれるのが嬉しい」という事を言ったそうですが、現役時代の体脂肪率は3%とも4%だったとも言われています。
最高のパフォーマンスと引き換えに徹底的な管理から解放されることは喜びだったのでしょう。
どの現役NBA選手より稼いでいる
現役プレイヤーで最も稼いでいる選手はレブロン・ジェームズ。2018-19シーズンの総収入は8870万ドル(約98億円)と超高額ですが、ジョーダンはナイキの自身グッズのロイヤリティだけで1億ドル(約110億円)を超えるそうで、この収入だけでどの選手よりも上回っています。
そのジョーダンの総資産は2018年時点で約1850億円。
現役最高額を稼いでいるレブロン・ジェームズ
マイケルジョーダンと八村塁との関係
2019年ドラフト一巡目全体9位、日本人初のドラフト1巡目でワシントン・ウィザーズ入りした八村塁。
彼はジョーダンブランドと契約を結んだことが発表されました。これにより八村選手はジョーダンファミリーの一員となりジョーダンブランドの服やシューズなどをあらゆる場面で着用することになります。
契約金は5億円とも言われていますが、ジョーダンブランドは多くのNBA選手でも憧れのブランド、クリス・ポール、ラッセル・ウエストブルックなど、選ばれたスーパースター選手のみが契約出来るブランドです。
日本ではさらっと八村選手がジョーダンブランドと契約したニュースが流れていましたが、これって本当に凄いことなんですよ!!
実際に契約の席でジョーダン本人から八村選手に「ウエルカム・トゥ・ジョーダン・ファミリー!」と祝福の電話もあったそうです。
この時はさすがの八村選手も舞い上がってしまい「サンキュー!」と連呼しか出来なかったエピソードも明かしています。
そんな八村選手も15年4月、明成高校3年時にジョーダンブランドが主催している全米トップの高校世代の育成プログラム「ジョーダン・ブランド・クラシック」に参加してその時に好成績を残しています。ジョーダンブランドとの縁はそのころからあったのかもしれません。
契約後、実際に八村選手は様々な場面でジョーダンブランドの服やシューズなどを着用しているのが分かります。
ジョーダンイベント🙏🏾 #JORDAN pic.twitter.com/XxSkZLzr8e
— Rui “Louis” Hachimura 八村 塁 (@rui_8mura) August 21, 2019
まとめ
バスケットボールの神様とまで言われているマイケルジョーダンは、現役を引退してもうすぐ20年近くが経とうとしています。
しかし、未だに現在のプレイヤーはマイケルジョーダンと比較されることも多く、
どっちが最高のプレイヤーか。この答えの出ない議論はずっと続くのではないでしょうか。
栄養学、トレーニング学、コンディションの調整方法など月日が経てばたつほど便利かつ有効になっていく現代において、普通に考えればパフォーマンスは上がっていくのが当然でありますが、未だに90年代のプレイヤーであるジョーダンと比較され続けられることは、マイケル・ジョーダンがいかに当時のリーグの中で突出し、また多くの人を魅了し続けているプレイヤーであったことを思い知らされます。
現役を退いた現在でもジョーダンブランドはこれからのNBA選手のみならず、たくさんの人を楽しませてくれると思います。
ジョーダンファミリーの一員となった八村選手の影響で、日本においてもジョーダンブランドがますます注目されると思います。
実際にジョーダンブランドのシューズや服は最高に格好いいので、興味がある方はスポーツショップで見てみてはいかがでしょうか。
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